カジノ(イタリア語:Casino)は、ギャンブルを行う施設の一つ。ルーレットやスロットマシンなどの機器を使って、金銭を賭けてゲームをする場所(賭博場)。語源は離宮あるいは屋敷を指す「Casa」に縮小の語尾「-ino」が付いたものである。
世界的にも有名なラスベガスやマカオをはじめ、日本を除く世界各地に存在する。各国政府公認のものについては免許の条件の問題等もあり、概ね治安は良い。ただし、カジノの権益を巡る争いは、近年マカオなどにおいて抗争の種となっている。
日本では、現行は刑法185条および186条において賭博行為が禁止されているため、カジノの設置は認められていないが、金銭に引換の出来ないチップ、メダル等を用いるカジノバー、ゲームセンターなどは認められている。ただ、一部ではこれを隠れ蓑にして賭博を行うものも存在している。 また、インターネットのオンラインカジノをする人もいるが今のところ判例なくグレーであるが、運が悪ければ見せしめ的に摘発されるかもしれないし、今後、法整備される可能性がある。 近年、一部の地方自治体中には税収や経済効果を求めて、一部の議員も合法化を求めている。
ルーレットやトランプゲームなどのテーブルでおこなうゲーム。クラップスなどのダイスを使用するゲームも含まれる。テーブルには、ディーラーがいるのが一般的。最もゲームの種類が多い分野である。
スロットマシンやビデオポーカーなどのカジノゲームは、ゲームマシンに分類される。ゲームマシンとは、一般的に、個人で機械を相手におこなうカジノゲームのことをいう。ゲームマシンの場合、カジノ従業員などがついていない。1台、1台、コンパクトであるため、1つのカジノ内で最も台数が多いことが多い。
ランダムナンバーゲームともよばれる。ランダムゲームとは、カジノ内のテーブルなどに置かれているチケットや紙などにかかれているものがゲームとなっていて、個人でおこなうようになっている。キノなどのカジノゲームはランダムゲームに分類される。スポーツブック(ブックメーカー)などのようにカジノ従業員がいる場合もある。